英語教育…その必要性

 

英語を義務教育で教えるべきか否か。

その論争は明治にまで遡るようだ。

 

裏を返せば、多くの人が懐疑的な意見を持ちながらも、英語は義務教育の一科目として長年にわたり命脈を保っているということだ。

 

結論から言おう。

 

私は義務教育で英語を教えることには反対だ。

 

なぜか?

 

 

 

それは、多くの人が理想とする「英語ができる」とその状態に到達するまでの勉強時間の多さには、埋めがたい懸隔があるからだ。

 

英語を身につけるために、実際どれくらいの時間が必要なのか?そもそも、「身につける」とはどのような状態を意味するのか?

 

興味深い記事がある。

https://dokugakuenglish.com/mindset/m29/

 

通訳者の方が書かれた記事で、あくまで個人の意見の範囲だが、ここに書かれている勉強時間、そして各到達度は、私自身の肌感覚とも一致する。

 

多くの人が憧れる、「ネイティブと議論ができる」が約5000時間(TOEIC、英検で測れるレベルはとうに超えている)、「洋画を字幕なしで聴ける」のが15000時間超となっている。

 

…途方もない数字である。

 

文法ではなく会話に力を入れたら、授業時間を増やしたら、そんな小手先の方法論で達成できるものではないことは火を見るよりも明らかだ。

 

そして、すべての日本人が人生の15000時間を英語に割かなければいけないとは思わない。その時間があるなら、別の活動に力を入れて、「英語ができること」ではない何かによって国際的なプレゼンスを増していくべきだろう。

 

そして、中途半端に英語を勉強しても、求めるレベルには決して届かない。それならば、そもそも義務教育段階で英語に時間を割くことは止めるべきではないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

2022年度第一回英検1級受験結果

2022年7月26日(火)に、7月17日に行われた二次試験C日程の結果が発表されました!

 

さて、私の結果は………

 

 

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合格〜!

 

G1+1とギリギリではありましたが、

一次試験は3度目の挑戦、そして初の二次試験進出で見事合格できました〜

 

1級の二次試験は初挑戦で、独学で対策してきたので、当日の結果が面接官にどう評価されたか不安でしたが、あれで合格ラインだったんだなぁ(しみじみ)

 

気が向いた時に、これまでにやってきた勉強を公開できればと思います。今後受ける方の参考になるといいなぁ。

 

 

 

 

 

Sauna Lab Nagoya サウナであり、サウナではない。

名古屋に旅行する機会を得た。第一義的な目的はウェルビー栄への入浴・宿泊だったのだが、せっかくなので、同じく名古屋にあるサウナラボも体験してみた。

 

結論から言うと、サウナでがっつり蒸されて、キンキンに冷えた水風呂に肩まで浸かって、"ととのい"を求める人にはオススメしない。しかし、サウナラボにはサウナラボなりの魅力があるので、今回はそれを紹介していこうと思う。

 

サウナラボは予約制になっていて、私も前日にインターネットから3時間2,200円のコースを申し込んだ。

 

ビルの8階に位置するので、エレベーターへフロントへ。靴箱はなく、棚の上に並べる形だ。

 

男女共用の廊下を抜けるとフロント。ロッカーに行く前に、一通りの説明を受ける。基本的に館内は男女共用。一部男性専用・女性専用のサウナがある。そして、館内及びサウナは、腰巻きタオルまたはポンチョの館内着で過ごせるとのこと。また、休憩スペースでは無料のドリンクもある。なるほど、来る時に通ってきたお洒落な空間は休憩スペースだったか。

 

ロッカーは男女別。指定された番号のロッカーを開けると、先程説明された腰巻きタオルとポンチョが準備されている。一通り説明は受けたものの、使い方にイマイチ自信が持てない。館内は、腰巻きタオルで過ごして良いとは言うものの、なんだか簡単に取れてしまいそう…。下はガラ空きだしね。転んだ拍子に中が見えてしまったりして。

ロッカースペースの奥にはシャワーが付いていて、体を浄めるのはここでするらしい。洗い終えた後は、腰巻きタオル、それに不安なのでポンチョも身につけていよいよ共有スペースへ。

 

続く。

スパラクーアに行ってきました その3

スパラクーアで一番印象に残っているのは、なんと言ってもフィンランドサウナ。

 

スパラクーアフィンランドサウナの特長は、多くのフィンランドサウナがそうであるように、テレビがなく、セルフロウリュ(焼けた石に水をかけ、蒸気を発生させる)ができる点だ。

 

柄杓を取り、サウナストーンに水をかける。外の喧騒をよそに、サウナの中では、石が焼ける音だけが響き渡る。束の間、都会の喧騒を忘れてしまう。

 

静かで、薄暗い室内で自分と向き合う。サウナの醍醐味を、思わぬところで再確認した。

 

 

余談だが、スパラクーアは休憩スペースも非常に広い。休憩スペースの中に、レストラン・カフェも併設されているので、一日安らぐことができる。

 

今回は、サウナだけ入ってそそくさと出てしまったが、次回は元を取るつもりでじっくり長居をしてもいいかもしれない。

 

〜終わり〜

 

 

 

 

 

 

 

スパラクーアに行ってきました その2

前回の続き。

 

スパラクーアは事前申込制でアウフグースのサービスもやっている。

 

行ったのが平日昼ということもあって、直前になっても申込に空きがあった。と、いうわけでせっかくなので申し込むことにした。

 

実を言うと、今までアウフグースで「気持ちいい」と感じたことがない。自分のペースで蒸されるのではなく、強烈な熱波で無理矢理蒸される感じがどうも好みじゃなかった。しかも、一度入るとなかなか出られない。

 

いや、出てもいいのだが、序盤で出ると、いかにもサウナ素人みたいで格好がつかない。みんなが暑い暑い、と言いながら真っ赤な顔して出ていくところを、泰然自若として見守っている方がなんだか玄人っぽい。

…というイメージ(プライド?)があったのだ。

 

 

さて、スパラクーアアウフグースはというと、ロウリュと熱波の攪拌が3セットのシンプルな作りだった。

 

体がヒリヒリするような熱さは一瞬だけで、あとは心地の良い暑さが続く。

 

アウフグース初心者の私としては、非常にちょうど良い強さだった。

 

ただし、体が燃えるような熱波を、一人ずつに浴びせるようなパフォーマンスはないため、熱波玄人のサウナーには物足りないかもしれない。

 

 

 

スパラクーアに行ってきました

水道橋駅を出てすぐの東京ドーム。その敷地内に建つ複合商業施設の6階に、温浴施設スパラクーアはある。

 

ドラマ「サ道」のシーズン2でも取り上げれていたこともあり、一度いつか訪れてみたいと思っていた。

 

スパラクーアに入って驚くのは、とにかく広い!

本当に都心か?というぐらい広い。しかも、ビルの6階に露天風呂があると言う贅沢な作り。

 

都心のサウナは外気浴ができないところが少なくない中、しっかり露天風呂まで付いている(しかも温泉!)

 

この外気浴スペース、見晴らしも良い。ジェットコースターで黄色い声を上げる人たちがよく見える。

…逆にいえばジェットコースターに乗っている人からも見えちゃうんじゃないだろうか?笑

 

全体の説明が終わったところで、次回は中身へ。

 

 

南禅寺に行ったことありますか?その2

三十三間堂の次は、豊国神社へ。豊臣秀吉を祀っている神社だそうです。

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そして、ここには、歴史好きにはたまらない方広寺の鐘が……!

 

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…写真ではよく分かりませんね。


「君臣豊楽」「国家安康」と書かれています。これの何が重要か。


その昔、徳川家康が政権を取って間もない頃、依然として関西では豊臣家が大きな力を持っていました。


なんとかして豊臣家を潰す口実が欲しかった家康は、方広寺の鐘に書かれた文字に目をつけます。それが先に挙げた2箇所。

 


「君『臣豊』楽」

「国『家』安『康』」

 


「豊臣」の字は繋がっているのに、「家康」の二字は引き裂かれている。これに、言いがかりをつけ、家康は豊臣に対し戦を仕掛けます。これが「大坂冬の陣」です。

 


本当にそんなことで⁉︎で思いますが、この歴史的事実のために方広寺の鐘は有名になっています。(もっとも、戦乱の原因はそれだけではないようですが)